ダイビングマスクの寿命ってどれぐらい?
はじめに
よくお客様よりこれらのご質問をいただきます。
恐らく一つのマスクを使い倒して何となく劣化したら交換されるというという方も多いのではないでしょうか?
UMMYのダイビングマスクをお使いいただく中で、できるだけ長く、安全にご使用いただく為に、
1. マスクの交換の頻度とサイン
2. マスクを長持ちさせる為にできること
これら2点をお伝えします。
1. マスクの交換の頻度とサイン
まずマスク交換の頻度は大きく分けて2点、
①プラスチックレンズのマスクか、ガラスレンズのマスクか
②マスクの使用頻度
これら2点で大きく変わってきます。
UMMYでは以下のマスクでプラスチック・ガラスレンズを採用しております。
○プラスチックレンズ
○ガラスレンズ
結論から申しますと、プラスチックレンズの方がレンズに傷が入りやすくて寿命が短く、ガラスレンズの方が寿命が長いです。じゃあガラスレンズの方が良いのかというとどちらのメリット・デメリットもあるのでそれぞれのレンズの特徴・違いについて気になる方は最下部のFAQをご覧ください。※1
その上でマスク交換の目安ですが、
○プラスチックレンズの場合
- シーズン中に2週に1度以上のペースで使用される方→ワンシーズンに一回を目安に交換
- シーズン中に3-4週に1度ぐらいのペースで使用される方→2-3シーズンに一回を目安に交換
○ガラスレンズ
- シーズン中に2週に1度以上のペースで使用される方→2-3シーズンに一回を目安に交換
- シーズン中に3-4週に1度ぐらいのペースで使用される方→1-2年に一回を目安に交換
これらの頻度を目安にされると良いかと思います。パッと見では劣化が気付かなくてもいざ海に出て視界が悪い、すぐ曇る、水がマスクに入る、ベルトが切れる等、不測の事態が起こり得ます。ダイビングを安全に楽しむ為にも上記頻度を目安に交換をされてください。
また上記の頻度に関わらず以下のような症状が出た時はなるべく早くマスクを交換されるようにしてください。
- レンズに多くの傷がついて視界が見えづらい
- 曇り止めを塗ってもすぐにレンズが曇ってしまう
- シリコンスカートがたるんでマスクに水がすぐに入ってしまう
- シリコンスカート及びベルト部分が劣化し引っ張ったらちぎれそう
- マスクを全く使用していない期間が2年以上経っている
2. マスクを長持ちさせる為にできること
マスクを長持ちさせる為に以下を意識しましょう。
・マスクは最低2個以上をローテーションで使用する(特に使用頻度が高い方にとってマスクの劣化がしづらくなります)
・直射日光で乾かさない(シリコンスカートやベルトの劣化が早まります)
・プラスチックレンズの汚れは極力流水で落とすようにする。流水で落ちない場合はメガネ拭きやレンズ用のアルコールティッシュを使う
・プラスチックレンズのマスクを小石の舞う超浅瀬で使用しない
・マスクをビーチに直置きしない(小石がレンズとシリコンスカート中に入り込み取り出す時にレンズに傷が付く可能性があります)
・マスクは必ずマスクケースに入れ保管・移動する
・プラスチックレンズマスクの場合、スティック型の直塗りの曇り止めを使用するとレンズに傷が入る可能性があるので使用しない
マスクの取り扱いについては最下部のブログ記事もご参考ください※2
これらを意識するだけでかなりマスクの寿命は伸びるかと思います。
ぜひUMMYのマスクを長く、安全に、楽しく使われてくださいね!
参考
※1 FAQマスクのガラスレンズとプラスチックレンズの違いってありますか?