マスクのすすめ

こんにちは。

沖縄出身のフリーダイバー、こうよです。

 

ダイビング中どのようなマスクを使っているかで水中世界の感じ方はとても大きく変わります。

これまでの投稿では、水中世界を思う存分楽しむ為のスキル的なことについて話してきました。今回は水中世界を楽しむ為のとても基本的な装備であるマスクについて話していきたいと思います💁‍♂️

ウエイトを適切に調整しても、キレイにジャックナイフが出来るようになっても、段々潜れる震度が深くなっていったとしても、マスクの良し悪しで楽しめるものも全く楽しめない！と言っても過言ではないと思います。それどころかストレスの原因にもなってしまします︎︎😵

 

 

フリーダイビング用マスクがおすすめ

UMMYを代表する商品であるフリーダイビング 用マスクですが、シュノーケリングのみで潜ることはしないという場合は当てはまりませんが、フリーダイビングやスキンダイビングなど素潜りをするならやっぱりこのタイプが断然おすすめです！

スキンダイビングをするようになっても、シュノーケリングの時に使っていたマスクをそのまま使う人は少なくないと思います。ですが、素潜りするようになったらフリーダイビング 用マスクに買い換えることがおすすめです！

 

 

なぜフリーダイビング 用マスクがいいのか

それは、小さくて柔らかいからです。

マスクが小さくて柔らかいと、そうでないマスクと比べると水圧が与える目への影響が少ないからです。

 

 

水圧の影響とは

素潜りをするようになると、水面よりも遥かに大きな水圧に体がさらされことになります。水圧は人体の４箇所に痛みを伴う影響を与えます。肺、耳、副鼻腔、目の４箇所です。

水の中に入り深度が深くなっていくと、水圧はどんどん強くなっていき、空気はみるみる小さくなっていきます。肺、耳(中耳)、副鼻腔は空気で満たされた空間になっていて、水圧で小さくなっていく空気に引っ張られ、何も対処しないでいると痛みを伴っていきます。

目には空気で満たされた空間はありませんが、マスクを装着することで目とマスクの間に空間ができてしまい、その空間が水圧の影響を受け空気が小さくなってしまうのです。するとだんだんとマスクが顔に押し付けられ吸い付いてくるような現象が起き、目も引っ張られ痛みを伴っていきます。

 

 

 

水圧の影響が少ないとは

まず、マスクが小さいということは、目とマスクの間の空気がその分小さいということになります。

スキューバダイビングなどでよく使われるマスク内の容量が仮に150という量だとします。水深10m地点では水圧の影響を受け、空気は水面での大きさの半分になるので、マスク内の空気は75減ることになります。フリーダイビング用マスクの容量を仮に100とした場合、同じ深度に達するまでに減る空気の量は50ということになります。前者よりも受ける影響が25少ないということになるので、それだけ目に与える影響も少ないと言えます。

次に、柔らかいマスクということは、簡単に変形するマスクとも言えます。

水深10mに達するまでにマスク内の空気が50減るマスクの場合で、硬く変形しないマスクだと、50減る分の影響は全て目が受けることになります。柔らかく柔軟性があると、マスク自体が変形し萎むことで目が受ける影響が軽減さえれます。

 

 

圧平衡

上記で説明したように、素潜りを続けるには、水圧で小さくなる空気の影響に対処する必要があり、それを圧平衡といいます。

イメージとしては、水圧の影響を受ける空間に空気を送ってあげる感じです。

耳の場合は、耳抜きをすることで中耳内に空気が満ち水圧の影響をリセットできます。肺と副鼻腔はここでは詳しく説明しませんが、体調不良とかでなければ勝手に圧平衡されます。

マスクと目の間の空間には、鼻から空気を送ってあげることで圧平衡ができます。しかし、これはまだ素潜りに慣れていない人の中には苦手な場合もあります。そこに加えて、大きく硬いマスクを使っていると、マスクが顔に強く吸い付いてしまい不快感や痛みを感じ、水中世界を楽しむどころではありません。

 

 

最後に

なぜ素潜りにフリーダイビング 用マスクがおすすめなのかと話してきましたが、とはいえ、フリーダイビング 用マスク特有の見え方や自分の顔に合うもの合わないものもあるので絶対に使ってね、という訳ではありませんが、それら点を解消できれば得られるメリットはとても大きいと思うので、まだ使ってないと言う方はぜひトライしてみてください。

こちらの投稿ではUMMYの人気マスクの比較を紹介しているので参考してみてください。

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