ダイブ前のリラックス

ダイブ前のリラックス

こんにちは。

沖縄出身のフリーダイバー、こうよです。

 

今回はフリーダイビングを続ける中で僕が感じたリラックスについて話したいと思います。

 

フリーダイビングを習った事がある方や、スキンダイビングでもっと上達して潜れるようになりたいと思った事のある方は、これを言われたり目にした事があると思います、「リラックスすること

 

 

リラックスはコツ

リラックスは、息を止め水に潜る際のとても大事なスキルです。その為フリーダイビング をする中で多く耳にします。しかしこれが実は意外と難しく、リラックスすること自体がひとつのコツだと言ってもいいくらいだと思います。僕はフリーダイビング を続けながらそう思うようになりました。

余計な力が入っていない事で息は吸いやすくなり、息止めは楽に感じ、無理なく耳抜きができ、水圧の負荷がかかる水中での怪我の防止にも繋がります。リラックスというコツを掴んでいれば、これらの再現性は高くなります。

 

リラックスレベル

しかしこのリラックス、ただ力を抜けば良いと言うものでもなく、実はレベルがあります

フリーダイビングを続け、潜れる深度を伸ばしていきながら今までに3度、自分自身のリラックスのレベルが上がったと実感する時期がありました。

それが僕の場合は水深33m、50m、63mのダイブに成功した時です。このそれぞれの深度に到達する前は何度も失敗を繰り返しました。しかしその原因はいつも同じという訳ではありませんでした。息が苦しいように感じたり、耳抜きに問題があったり、怖くなったり、潜潜中になんだか居心地が悪くなったりなどなどでした。しかしそれらは間接的な原因であって、直接的な原因はリラックス出来ていなかったという事で、ダイブに成功した後に感じたのが、「今までは必要なリラックス度合いに足りていなかった」だったんです。

 

身体的リラックス

まず、身体的にリラックス出来ていないという事は身体に余計な力が入っているという事であり、この事はそのまま息止めの時間に大きな影響を与えます。それから、適切な姿勢を保てず水の抵抗を大きく受けてしまう可能性もあり、ダイブタイムが長くなってしまう事にも繋がります。

さらに、余計な力みは喉や肺や横隔膜などの柔軟性を阻害してしまう事があります。その結果耳抜きが適切に行えなかったり、無理に耳抜きをしようとする事で喉や肺を痛めてしまう危険性もあります。

これらのリスクをできる限り抑える効果が、身体的リラックスにはあります。

僕の場合は、身体をリラックスさせたい時、呼吸に集中します。体を木や草花、空気を水のようにイメージして、体中に張り巡らされた根が体の隅々までを水を行き渡らせるようなイメージで呼吸に集中しています😌眠りに就く時のような呼吸を意識する方もいたり、各々方法は違いますが、リラックス状態に入れるよう色々試してみるといいと思います。呼吸に集中しながら、力みを感じる身体の部分があったらあえてそこに力を入れた後フッと力を抜いてみたりもします。

 

精神的リラックス

僕は、まだ慣れていない水深に潜る時、そのダイブに対して色々な事を不安に感じてしまいます。その不安要素を解決できないままでいると、潜る前の最後の呼吸が十分に出来なかったり、潜潜中に居心地が悪くなってしまったり、変に力が入ってしまったりと、満足いくダイブが出来なくなります。

そこでどうしているかというと、何を不安に感じているのかをひとつずつ明確にして、それぞれに対して大丈夫だという対策を想定しています。常に抱えていた不安要素がそうでなくなれば、穏やかな呼吸を意識できるようになり、段々と精神的にリラックスしていきます。精神的にリラックスできれば自然と身体的にもリラックスしていきます。

 

集中するべき事を絞る

フリーダイビング自体にまだ慣れていない、慣れていない深度へのダイブ、潜潜中や浮上時の課題が複数あるなどなど、潜る前に気になる事というのは実は多かったりします。このようにやるべき事を意識する一方で、別の事も気になっていたりする事もあり、これらを1回のダイブで全て実践しようとすると、結果リラックスできていないことはよくあります。

取り組みたい課題ひとつに絞って意識を集中し、他を削ぎ落とすことでリラックスしたダイブを体験することは増えていくと思います。僕の場合は、潜潜時にひとつ浮上時にひとつそれぞれ課題を絞ってトレーニングを続けてきました。

集中するべき事を絞り、リラックスしたダイブの再現性を高めることが出来れば、1本ダイブする毎に少しずつ確実に成長に繋げていけるはずです。

 

最後に

僕自身も今後また「まだまだリラックスが足りていなかった」と感じる場面が訪れるはずです。ダイブタイムや行けるようになる深度は、その分かりやすい物差しになると思います。

この投稿を読んでくれたあなたも、きっと今より高いレベルでリラックスすることができるはずです。目標とする深度に後少し届かないことが続いているという方は特に、スキル面を意識するよりも、リラックスする方法を色々試してみて自分なりのリラックス方法、コツを見つけてみることが次のステップに繋がるかと思います。