※必読 マスクレンズの取り扱い(曇りと傷)について

※必読 マスクレンズの取り扱い(曇りと傷)について

当記事はUMMYのフリーダイビングマスクを長くご利用いただく為に重要な記事となりますので是非最後まで読んでいただけると幸いです

当店でご利用いただくお客様より以下のようなお問い合わせをいただきました



『マスクレンズが曇り止めつけているのにも関わらず、すぐに曇ってしまう』

もしかするとフリーダイビングマスクを使っていただいた事のあるお客様はこのような経験をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません

まず結論からお話するとレンズの曇りの原因は多くが3つ考えられます

①日焼け止めクリームがレンズに付着している
②レンズの被膜を落とさず使用している
③レンズに傷がついている

①については日焼け止めクリームがレンズに付着すると、曇りの原因になってしまいますので、適量を見極めながら使用しましょう。

②のレンズの被膜についてはガラスレンズのマスクが当てはまります。UMMYの商品では一眼レンズのMarineが対象です。先にお伝えするとレンズの被膜落としとは歯磨き粉等の研磨剤付きのものでレンズ内部をゴシゴシ擦って被膜を落とすことで被膜を落とし、曇りづらくすることを指します。ただしMarine以外のマスクは樹脂製(プラスチック)レンズとなっており、擦ると傷がついてしまう為、被膜落としは絶対にNGです

話を戻すとMarineのようなガラスレンズは使用前に被膜落としが必須です
歯磨き粉、クレンザーなど少量をレンズ内部に入れ、歯ブラシ等で擦って被膜を落として使用するようにしてください。

そして本題となるのが③です
ガラスレンズタイプのマスクはそもそも傷がつきにくい為、当てはまることはほぼありません。フリーダイビングマスクは多くのものがカーブレンズで樹脂製(プラスチック)のレンズとなっております。プラスチックレンズはレンズの形を柔軟に設計できるので水の抵抗が少ないように湾曲型のレンズになっていたり、フォルムもかっこいいタイプが多いメリットがある反面、レンズがとても傷がつきやすいデメリットがあります。乾いた布やティッシュで拭くだけでも傷が付いてしまうこともある為、取り扱いに気を付けていただく必要があります。少々の擦り傷であれば問題になることは少ないですが、傷が深くなってくると視界が悪くなり曇るのが早くなってきます

●傷がつきやすいケース
・乾いた布、ティッシュ等でレンズを拭く
・レンズの汚れが気になり指でゴシゴシ擦る
・波打ち際等のビーチサイドの超浅瀬での使用(小石が舞っているのでレンズにぶつかり傷がつきやすい)

・マスクをビーチに直置きする(砂に直接触れる状況)
・バッグ等にマスクや複数の器材を生身で入れ、器材同士が触れ合う場面

・スティック型の直塗りの曇り止めを使用する

上記が傷がつきやすい場面の例です
わかりやすい対策としては、上記と逆の事をしましょう

 



●レンズに傷がつかないようにする方法
・レンズの汚れは極力流水で落とすようにする。流水で落ちない場合はメガネ拭きやレンズ用のアルコールティッシュを使う
・マスクを小石の舞う超浅瀬で使用しない

・マスクをビーチに直置きしない
・マスクは必ずマスクケースに入れ保管・移動する

・スティック型の直塗りの曇り止めを使用しない

これだけでも多くの傷は防げるようになります
是非意識してみてくださいね!

今後もUMMYのダイビングマスクでフリーダイビングを楽しみましょう!